「何が起こっているの」
EPICAは呟いた。
20分もBattlefieldVをやっていても一人も倒せないからだ。
なぜかやり続けているBF5、撃っても打ち負けるばかりながら続けていたが、ゲームのルールも知らなかったため、ネットで情報を集めているうちに引っかかった一文が、彼女の目を引いた。
それは240Hzモニタだと別ゲームになるという言葉。
人の気を引く言葉が世の中にあふれる現在、そのすべてが気になっていては普通の生活すらできない。
「まったく」
仕事帰りの夜の道に彼女の足音だけが響く。
「でも買ってみなきゃわからないわね」
いつもの散財パターンだった。
なぜか小説風に始まりましたが、実際そんな感じです(-_-;)
今使ってるモニタは初めて自作PCしたときにとりあえず買った、確か23インチの普通の子なのですが、その後高リフレッシュレートのゲーム用モニタが出てきて、情報は見てたけど、それで世界が変わると思えなかったし、買うなら大画面4Kと思ってましたが、いろいろデモを見て決めようとお店に行ってみました。
今2080Ti LIGHTNINGなので240Hzも選べると思いますし、BF5の動作優先設定でFPS110~180くらいは出てます。
いくつか回ってみて、とにかく気になるものがあって、それはウルトラワイドモニターでした。LGさんのIPS液晶でゲーミングっぽいもの。とにかくきれいで大きいです。ただ当初の目的である240hzではないんですけどw
本当に買おうかなと思って、でも気になったのが、普通の画面2つ分みたいに横長なのでPCみたいに解像度可変じゃないもの、例えばPS4とか地デジレコーダーとか、つなげたらどうなるのかと後で調べてみると、やはり横長にビヨーンと引き延ばされるということで、左右に黒いエリア入れる機能が無いようです。目的ごとにモニター用意できないのでほしかったけどあきらめました。
メーカー別にみてると、MSIさんのは比較的安くていろいろ見てたんですが、今ゲーミングモニタってほとんどスピーカーついてなくて、それはいいけどMSIさんのはヘッドフォン出力もありませんでした。
私は重低音が大きいと頭が痛くなってしまうのでモニタにイヤホンつけて敢えて音質落とすことで使ってたから、それができないと厳しく断念です。一部のメーカーさんはこの出力系統の説明がないものも結構目について、コネクタ部分の写真や図もないとこもあり不親切だなって思いました。
ネットで安いものはすべからくドット抜けやその他のことが多いように見えたので、そうではないとこから選ぼうと思いました。
安いTN液晶高リフレッシュレートモニタは異常に視野角が狭いことも指摘されてましたようです。
かなり前から液晶モニタは競争が激しく大変と言われてる中で妙に安いのは検品してないとしか思えず、絶対に買いたくありません。
とりわけASUSさんは出している種類が膨大ですが、最近モニタ足が左右非対称のシリーズさらに出てて、
ASUSさんのデモ機にとりわけきれいなモニタがありました。それは液晶がTNではなくIPSのもので、誰が見てもすごいと思う画面ですが応答は4とか5msとかで、しかもお値段14万とか16万とかでとても買えません。でもきれいなんだよね。
追記:27インチIPSの安くて性能が高い新製品がASUSさんから出たようです。
この両者の違いはそのままリフレッシュレートの違いを指してるだけですが、選ぶ基準は自分のPCのFPS基準ということになっているようです。
FPS120しかでないなら144でもいいよと。でもその後それで足りないゲームを始めたら。。240Hzがある状況で144Hz選択を普通の人に強いるのは酷なんじゃないでしょうか。240Hzモニタは25インチ未満でフルHDしかありません。いろんな機能も他より少ないし、その機種自体今でも非常に少ないです。
やはりあとで240Hz買えばよかったとなりかねないので、結局240Hzで絞りました。 また、買った方が144と240は全然違うとも書かれてて、本当であれば240Hz選択しかありません。
応答速度は速いもので1msだったのに、ちょうど今0.5msのものが出てきました。
ですが4gamerさんの実測見ると、公称0.5でも全然高い数値が出てたので気にしないことにしました。この数値自体の別の計測方法も出てきて、実際の速度はますますわからなくなってます。
その中で不思議なのは1msでも144Hzと240Hzが存在することです。でも調べても何も情報ありませんでした。
ここも誰でも悩むポイントですが、以前書きましたがGTX980Ti買った時は正常だったのに数日後凄まじいティアリングが発生した地獄の経験から、どちらも必要ないと考えてます。
どうも世の中ではこの現象、モニタかグラボのせいってことになってるみたいですが、私の経験上の考えではWindowsの問題です。重要なのは例えばティアリングは、正常なそれと異常なそれの2つがあることです。正常であればGSYNCで魔法のように解決できると思ってますが、異常状態では解決しません。実際GSYNC機能を使ったらFPSがとんでもなく低くなってゲームどころじゃないと海外フォーラムに昔載ってました。
FreeSync搭載が多いのはGSYNCほど専用ロジックボードが必要なくコスト増にならないからから出てるだけと思います。NVIDIAとAMDのGPUシェアをこのモニタ機能シェアが全く反映してません。
私の基準ではBenqZoweとアイ・オー・データさんかなとなりました。アイ・オー・データさんは最近240Hzモニタ出してて、応答0.5msと抜きに出ています。しかも完全なリモコンが付属して、ゲームモードその他をリモコン操作できるというどこにもない売りもあります。
買うつもりで調べると、アイ・オー・データさんはどこでも扱ってるけど、Benq/Zowieはぜんぜん扱われてないことに気づきました。なぜなんでしょうか。
Benq/Zowieさんは最初に高リフレッシュレートのゲーミングモニタを出したとこで今のブームを引き起こした立役者ですが、一度新型になってから現時点で1年半新商品出てません240Hzは。応答速度も1msです。これが最後の悩みでした。
ですがいろんなパーツやデバイスを買う中で私が思ったのは、最初にそれを作ったところにお金を出したいということだったので、それに準じて今回はBenq/ZowieさんのXL2546に決めました。
次回購入レビューに続きます!