K70 RGB RAPIDFIREが故障したので、高速入力対応のキーボードをまた探したのですが、RAPIDFIREの経験を活かすとちょっと違いますレベルではあまり変化がないので、もっと根本的に違うものと思ってると、キー自体が潰れているAPEX M800を思い出したのでした。
そもそも最初にこのブログにゲーミングキーボードのことを書いたのはこのM800発売のニュースを見てのものだったのですが、今や2年前のキーボードでちょっと考えたけど、またこれも縁かなと思って買いましたw
キー自体の高さが短いので必然的に高速入力になるという物理的な仕組みで、スイッチはSteelSeries独自のQS1、キーの中心にLEDが埋まっている構造で、このLEDがセンターにあるものはLogicool ROMER-GとこのQS1だけで、非常に輝度が高く見やすいです。でもROMER-Gの方が明るいかも。
なんと箱の外からキーが試し打ちできるという構造、いろんな人に押されそう( ノД`)
こんな感じで光はほとんどもれず、マクロキーは円で囲われててすごい見やすい!(*´ω`*)
キーを拡大するとこんな感じで、真ん中光るので見やすい!
スペック表通りでCherryMXと同じ押下圧の45g、非常にやわらかく、私はこれくらいじゃないとだめなのでちょうど良かったです。RAZERは50gだった気がします。
制御ソフトのSteelSeries EngineにM800が!今までSENSEIだけだったから仲間が増えました(*´ω`*)
画面は超横長です。。ちなみに箱もすごい長いです。
マクロなどのキーバインドはマウスと同じで種類ごとにグループ化されてて非常にわかりやすいです。マクロエディタは当然マウスと同じ画面でこれも使いやすいしかっこいい画面でいいですよね。画像ここにのせてませんが。。
私はこのM800でゲーミングキーボード4つ目なんですけど、いつもプロファイル切り替えに悩まされてて、以前書いたようにゲームのEXE登録するとそれが起動したときに自動でそのプロファイルになるよ機能が動作することが1度もないわけです。
唯一反応したのはLogicoolですが、ブレソ起動中はブレソ用プロファイルになるというだけなので、他のアプリに切りかえてもブレソが起動してるとブレソプロファイルのままという欠点がありました。
ところが最新のSteelSeriesEngineではブレソの切り替えに対応しています!ブレソ起動中に他のアプリにするとちゃんとデフォルトなどのものに切り替わりますすごーい!
そして最新のSteelSeriesEngineではSteelSeriesのマウスのプロファイルもきりかえられます!
もともとマクロキー0をプロファイル切り替えに私はしてたのですが、デフォルトでそこに割り当てるように最新のだとなってるけど、どこにでも割り当てられると思います。
私が知る限りエレコムのゲーミングキーボードとこのM800くらいかなこれできるの。
ただし若干残念なのは、この切り替えスピードがちょっと遅いことです。0.5秒ほどかかると思います。
設定一通り終わってブレソを実際やってみると、明らかにMCしやすいです。いままでのキーボードの中で一番しやすいので、やはり思った通りキーが短いことによる性能差は大きかったです。
ですがゲーミングデバイスはあくまでトータル性能なので、ほかの部分が妥協できないほど悪いと結局使えないということにもなりがちなので、そのほかいじってるといくつか気になる点がありました。
このキーボード、実はフラット構造で、手に向かってキーが傾斜している一般的なゲーミングキーボードとは全く違います。これは知ってたけど、使ってみると下側のキーが非常に押しづらいです。今までは傾斜のキーエッジに触れることで位置認識してたようで、それができないので迷いがちに。
さらにスペースバー左のエリアが詰まってて、ALTキーはもはや押せません。
よくゲーミングキーボードのこの点を指摘する記事ありますけど、実際使ったら違和感ないものですが、これに関してはALTは無理なので、無変換キーをキーマップを書き換えてALTにしました。
これは普通の日本語キーボードはスペースバーを短くしてその他のキーエリアを確保してるのにこのM800は英語キーボードと同じスペースバーだからだと思います。
また、CTRLキーもすごく小さくて、でもこれは英語キーボードもそうみたい。
打鍵音は静かな方で、ROMER-Gと同じくらいかと思います。
特に大きな問題は無く、あとは慣れればどうにかなるかなと思います!
壊れないことを祈るばかりですw
4Gamerさんの記事見ていて知ったのですが、CherryMXスイッチは特許切れしているのでコピーしても違法ではないそうです。ですが逆に言えばそれだけ古い構造で、LEDが上辺にしか仕込めないことやキーの遊びが大きいなどは最新のROMER-GやQS1に比べると勝ってるとは思えないわけですが、全部金属接点を使ってる点では同じです。
ところが1年前くらいに赤外線スイッチを仕込んだIR Switchというものを積んだゲーミングキーボードが発表されて、もう発売もされてるようです。
金属接点は仕組み上経年変化による不良率が非常に高く、スマホを長くつかってるとイヤホンジャックが接触不良になった経験あるかたいらっしゃると思います。それがこの現象です。
ところが赤外線の光が穴を通るか通らないかでデジタル的に反応するスイッチはそれがないわけで、なんだかすごいらしいです。
私はてっきり大手ゲーミングデバイスメーカーさんからもそれが出ると思ってたのですが、一向に出る気配がありません。
マウスのスイッチにも使える技術みたいです。
しかもそれを発表したメーカーさんの情報では防水で、さらにさらになんとキースイッチが単体で取り外し可能ってなってるんだよね!
ぽこっとはずして交換できて、スイッチ単体発売も検討してるって書いてありました。すごくないですか!w
まあ私みたいにキーボードが基盤ごとこわれたら意味ないけど(;´・ω・)
長らく大きな変化がなかったゲーミングデバイス業界に光スイッチというビッグウェーブで予想外の混乱が生じるのか、あるいは無視してRGB性能だけで今後も頑張るのか、目が離せません!(*´ω`*)
2017/7/24追記
M800もcorsair キーボード同様USBハブ付きのためUSBケーブルが二本付いてますが、二本さすとpc電源が完全に切れない現象が起こってます。もしかしたらK70が壊れたのと関係あるのかなと思いますが、M800は一本挿にすれば動作しました。二本ものはなんだか怪しいです。。
2018年7月追記
一番使ってるぽいWキーのペイントハゲがおこり、カッコいいフォントにWがなってて細い線部分でしたが、同じWキーのスイッチとの接続部分が破損して使用を停止しました。薄型のためか薄くて小さいコの字形のものでキーと接続してて見た目に弱そうではありました。